病院えらび

エッセイ

通院の付き添い

昨日、仕事で母子医療センターへ通院の付き添いで行きました。

そこには多くの様々な障がいを持った子どもさん達が通院、又は入院されています。

私は利用者さんとそのお母さんと一緒に病院へ行きました。

その利用者さんは出産時の事故が原因で重度の障がいをおいました。

出産までは順調に赤ちゃんはおなかの中で成長していたそうです。

ただ赤ちゃんが大きすぎて出にくかった。

その利用者さんは、音を発することはできますが、言葉を発することはできません。

ずっと車いすです。

そして、とても表情豊かでお母さんも私たちヘルパーもその笑顔に癒されています。

利用者さんの誕生日

もうすぐその利用者さんは36歳の誕生日を迎えます。

お母さんがその娘さんの手となり足となり支えてきた36年間です。

こういう親子に出会うと本人さんだけでなくお母さんにも『36年間、ご苦労様。』と声をかけたくなります。

でも、そのお母さんは誕生日の度に出産の日のことを思い出しているのかもしれません。

病院えらび

病院選びはホント大切です。

私たち家族は転々としてきたため、新しい土地へ行くと自分たちにあった病院を見つけなければなりませんでした。

11年間住んだ西表島には診療所が島に2ヶ所、歯医者が1カ所あるだけですから選ぶ必要がありませんでしたが、ここ大阪はめちゃくちゃたくさんあるので、ちゃんと見極める力をつけることが必要です。

今はネットの時代、情報を簡単に得ることができます。

その中からより正しい情報を見つけ出さなくてはなりません。

だれもがよく行く病院といえば歯医者さん。

大阪に住んで1年半、、、3件目にしてようやくいい歯医者に出会えました。

やることは、口コミ、ホームページから絞り込んで実際行ってみる・・・くらいですが、行ってみて『あかん』と思う時もあるし『よっしゃー!』って思えたらラッキー。

見極める力

多くの情報の中から正しいものを見極める力は、子どもに身につけてほしい力の1つですね。

そういえば、西表島の診療所では盲腸を見つけきれなくて、胃腸炎じゃないかと言われ漢方薬飲まされ・・・数日後盲腸破裂して、熱が上がって、隣りの石垣島の総合病院に入院したことがあります。

あの時は子育てや毎日の生活にバタバタしていて、精神的にも金銭的にも余裕がなかった。

冷静に見極める力が、余裕が自分にはなかった。

あれから15年。

子供たちも成長し、旦那さんとも別れ、少しは余裕ができてきたなと感じてます。

やっぱ、余裕も大事ですね。

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