西表島での生活
上の2人の子どもが1才と2才の時、私たちが出会った西表島へ移住。
というとカッコイイが、旦那が仕事をやめたから。
でも、いつかは行くだろうと思っていたので、自然の成り行きだった。
西表島での11年生活・・・・
子ども達は自然の中で、島の人々に見守られながらすくすくと育ち、
私たちも西表の自然の中で多くのことを経験した。
でも生活は決して楽ではなかった。
私は、新聞配達、畑仕事、機織りをし、旦那は給食センターでバイトをしながらツアーガイドの自営業。
長女が中学に入学し1学期、長男小6、次女2才・・・・
旦那の仕事がうまくいかず、島を出ることに。
どれだけ私や子どもたちが反対しても聞き入れてもらえず、島を出た。
長野へ、そして愛知へ
行き先は長野の田舎。
旦那がそこで仕事を決めたから・・・しかしその仕事も約2年で辞めてしまう。
ひぇー飛行機乗って沖縄から面接受けて決めた仕事なのに・・・・
それに次の仕事も決まってないのに・・・・
さあ、これからどうするのか?
とりあえず私たちは旦那の実家のある愛知県へ行くことに決める。
都会の方が仕事も高校も多い。旦那の両親も「来い。」って言ってくれたし、すぐ住める家もある。
でも、旦那は、『あー、俺が一番行きたくないと思っていた所へ行くんだなー。』と。
そんな気持ちで行って上手くいくわけがない。
着いてすぐ、両親と大ゲンカ。
まだ学校も行ってないけど、『俺らどうなるんやろ?』って子ども達は思ったみたい。
さすが都会、仕事はたくさんある。2人とも仕事には恵まれた。
でも、旦那の両親とは上手くいかなかった。
再び長野へ
結局1年後、旦那の両親には何も言わず実家を出る。
中3の息子、高1の娘は長野の田舎(前とは別)へ転校、進学。
次女はその村の保育園の年長さんに。
絶対すぐには旦那は働かないと思った私は、引っ越しが決まったと同時に転職活動。
そしてすぐに働き始める。
旦那さんは数ヶ月後やっとスーパーの魚屋さんでパートを始める。
何かおかしい、何かが狂い始めている。
でも、ゆっくり振り返る時間もなく、私は、ただひたすら働いた。
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