バックパッカーと会い、久しぶりに外国の話をする

海外へ行く

先日仕事で、外国を旅することが好きな人に30年ぶりに出会いました。

トルコからイスラエル、シリア、ヨルダンを抜けてエジプト行ったことある人。

久しぶりに自分が外国行っていた時のことを思い出した。

33年前、ヨーロッパなどをインターレイルパスで1人旅をする

私は高校卒業時、何の勉強をしたいかはっきりしたものがなく、働いてお金を貯めて『外国へ行きたい』とただ漠然と思い就職しました。

そして、約4年後イギリスへ語学留学に行きました。

そしてイギリスからインターレイルパスを3ヶ月利用して旅に出ました。

ドイツはベルリンの壁が崩壊して1年後くらいで、ブランデンブルク門の辺りは人々であふれ、活気にみちていました。

壊された壁はお土産として売られていました。

旧ユーゴスラビアへ行くと、人々はこれから起こるであろう紛争について語ってくれました。

その後紛争は勃発。多くの人が犠牲になりました。

トルコではイランから密入国した兄妹に出会いました。

その兄はトルコに来た時のこと、そしてパスポートを持てないことを話してくれました。

トルコには2週間滞在し、その間にイラクがクウェートに侵攻し湾岸戦争が勃発しました。

ルーブル美術館やエッフェル塔やコロッセオやピサの斜塔などなど・・・いろんな所にも行ったけど思い出すのはそんなことばかりです。

旅先から帰ってきてからの気持ちを聞く

仕事で出会ったその彼が、シリアへ行ったことがあるのは内戦の前です。

「その後内戦があって、難民があちこちに流れて行って、めちゃくちゃ人が死んで・・・そういうのってどう?」

と聞くと、

「どうしていいか分からへんわ・・・いろんなこと思い出すし・・・」と彼。

「旅行から帰ってきて、日本でしんどかったことあらへん?」

と聞くと、

「あるある。ギャップが大きすぎて、日本の生活が受け入れられへんかった時ある。」と彼。

あるある、私にもある。

考え始めるとどうしていいか分からないし、何もできない自分に腹が立つ。でも、何もできない。

いろんな人に会って、いろいろ考えて今思うこと

何もできへんでもいいから、考えることが大事。

何もできへんでもいいから、知ることが大事。

そして、そうやって『思うこと』が大事。というか私にはそれ位のことしかできない。

でもそれが原点かとも思う。

久しぶりに海外旅行の話して、久しぶりにその時のことを思い出した。

『嬉しかったー。又そんな話がしたいと思う。』

来月、1週間かけてモロッコへ車いすユーザーと行ってきます。

約30年ぶりの海外。いろいろ感じて帰ってきたい。

何もトラブルなく帰ってこれますように・・・

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